ぶきっちょママにぴったりなキッチン育児
2019年7月19日(金)キッチン育児プレ講座の最終回となる、実践②を受講しました。
最初にこの「キッチン育児協会」が立ち上がる時に、この構想をお聞きしました。
私は、料理自体普段してはいるのですが、本当に臨機応変に出来ず苦手だったので、まさしく「ぶきっちょママ」は私のことだということを思っていました。
そして、2歳の息子は
- お菓子大好き!
- ご飯食べない!!
このことで本当に悩み、そのことを含めて様々なことに毎日怒鳴ってしまい、育児についてもどうしたらよいかわからず困り果ててすごく悩んでいました。
そんな矢先、事務局としてお声がけ頂き、さらに声をかけて頂いたからには、
「講座、受講してみようかな…」とそんな気持ちでどんな内容なのか知らずに、受講料を払い、母親として参加しました。
全4回の講座の締めくくりの実践②は、今まで学んだ子どもの成長のために必要な2つのキーワードをより上手に使うコツを、コーチングの面から学びました。
「褒める」なんて普段から使っているので、あえて学ぶなんてこともそうないことだと思います。だけど振り返ってみると、私は子どもに対してもただ「すごいねー」しか言ってこなかったと気がつきました。
褒め方にもこんなにスタンスがあり、それによって効果があるのがとにかく衝撃的。
「褒める」のスタンスの使い分けのポイント。
「主語」を理解し、ただ褒めるだけではなく、効果的なお褒め方を意識して「ほめめがね」をかけていろんな方に接していきたい。
即実践していきたいと心に決めました。
実践編の講座ということもあり、料理のテクニックのコツも知ることができました。
料理が苦手な私には、不安でしかなかった子どもが喜ぶお弁当テクニックや苦痛になりがちな日にママも楽しめるおうちでのパーティーメニューのちょっとしたコツなど、私にもできそうなことが知ることができました。私にもできそうなことがたくさんあり目からウロコでした。
最後に、講座の締めくくりとして、子どもが「ミッション」している写真を使いアルバム作成。
いきいきとしている子どもの写真をみていたらなんだか泣けてきました。
この講座受講の1か月前は、子どものこと怒っていたばかりの私。
たった4回の講座で、こんなにも子どもに対しても、自分の気持ちの面でも、何か上手く言えないのですが、心が楽になり開放された気がしています。
「汚されるのが嫌だ!」「後片付けが大変だから!!」その時は視野が狭いところしかみられていなくて、子どもの「やりたい」の気持ちに素直に「やっていいよ」と言ってあげられていませんでした。
「ダメ!」しか言っていなかったので、本当に子どもの可能性もつぶしてしまっていたのかもしれません。
初回の基礎①終了後から、自宅ですぐに子どもと一緒にミッションをやりました。
我が息子は、それがすごく楽しく、自分でできることが増えたことによりさらに「やりたい!」が増えました。
そして、なんと!おにぎりを自分で作った息子は、「自分で作ったから食べる」とごはんを食べたのです。
とてつもなく嬉しかった私。
ミッションをやるごとに、息子があんなに食べなかった野菜やおかずを少しずつ食べるようになり、感動しかありません。
その後もミッションをやるごとに「自分でやった」ということで、あんなに食べなかった野菜やおかずを少しずつ食べるようになり、感動しかありませんでした。
そして「ボクがつくったから食べてね」とパパに叩ききゅうりを渡したときは、パパと二人で、「こんなこともできるようになったのだね」とウルウルしてしまいました。
自信がついた息子は、生活面でも変化があり、ズボンを自分で履く、靴をそろえるなど、今まで私が手出ししていたことを、進んで自分でするようになりました。
このキッチン育児を通じて家族みんなが息子の成長を実感しています。
もし受講せずにいたら気が付けなかったこともたくさんあったと思います。
「こうしなくちゃいけない」とか様々なことを当たり前に決めつけて思いこんでいた私は、きっと今でも「ダメ」と言っていたかもしれません。モノの見かたを変えただけで、本当に肩の力が抜けて「やっていいよ」が素直に言えるようになりました。
ただ見守るだけではなく、そこまでにちゃんと過程をつくることなど大事なことも知れました。
受講を決めた時、まさかここまで変化があるとは思いもしませんでした。
「本当に受講してよかった!!」その言葉に尽きます。
息子は今、この講座でもらった自分専用のアイテムを使いお米とぎをすることが日課になりつつあります。
自分で生きる力を少しずつ身に着けている息子。
講座は終わってしまいましたが、これからこの講座で学んだことをさらに実践して、それを受けて成長していく息子の姿を見るのが楽しみです!