121人のアンケートからできたカリキュラム
驚きました。 わずか1週間で、121人のママがアンケートに答えてくれたのです。
キッチン育児講座を開催するにあたり、ある程度の内容は決まっていたのですが、きちんとアンケートを取ってみようとなって、発信したのが「料理に関してのアンケート」です。
5/14~21の1週間で、121人。
2~30人くらいの声が拾えたらと思っていたのですが、そこまで告知をせずにこれだけの声が集まったのです。
それだけ、料理や食について関心が高いという表れだと感じました。
質問内容は、たくさんありましたがいくつかあげます。
まずは、ご自身についてです。
Q.料理は得意ですか?不得意ですか?
Q.料理が得意または不得意と感じる理由はどんなところにありますか?
Q.料理が得意または不得意になった理由やきっかけは何だと思われますか?
思い当たることがあれば教えてください。
そして、お母様についての質問です。
Q.あなたの実母は料理が得意そうでしたか?不得意そうでしたか?
Q.実母のことをそう思う理由はどのようなところにありますか?
Q. 実母に「してもらいたかったこと」や「してもらってよかったこと」「うれしかったこと」などを教えてください。
ある法則と傾向とは
驚いたことに、このような質問の回答を分析すると、ある法則・傾向を見つけることができました。
その法則や傾向は、私たちが考えていたことがより納得できるものであり、カリキュラムをより深いものにしてくれたことは間違いありません。
ここで、重要なことは、
『お母さんが料理が得意だからと言って、子どもも得意になるわけではない』ということです。
この法則は、料理が苦手だと思っている子育て中のママにとっては、ものすごく救われるのではないかと感じました。
料理が苦手だと思っている方は、日常生活の食事にマイナスの感情を持っています。 でも、自分ではどうしてよいかわからない状態です。
さらには、「自分の子どもも料理が苦手や嫌いになってしまいそうだ」という不安を抱えている人もとても多いことがわかっています。
そんな、「料理が苦手・ぶきっちょママでも大丈夫!」という内容を講座にしてまとめたのです。
ぶきっちょだとしても、子どもが料理を楽しめるようになるコツがあったのです。
料理や食はあくまでツール
そして何より、そのコツや法則は、「子どもを伸ばすコーチング」「自己肯定感を育むコーチング」と呼ばれるコミュニケーションスキルとも通じるものがあり、キッチン育児講座は、キッチンだけではなく、ほかの子育てにも応用できるものとなりました。
- 料理教室
- 食育講座
とも、ちょっと違う「キッチン育児講座」。
料理や食は、あくまでツールです。
でも、料理と食は、自分の体も心も、生活も人生も作ります。
その最強なツールを活用して、子どもの成長と自立を作り、かつ親子関係をより良くします。
私自身が、12年以上講師をしてきているコーチングの要素を、ふんだんに散りばめて、カリキュラムを監修しました。
特に、私がお伝えしているコーチングが、「人生の主人公になるためのマスターコーチング」であるため、
子どもたちには
「自分の人生を自分で切り拓いてもらいたい(=自立・自律)」
「自分のことを自分で励ませるようになってもらいたい(=自己肯定感)」を大切にしています。
たくさんの親子が、料理を通じて、キッチンの中で、楽しく成長できたり、親子関係をより良いものにしてもらえますように・・・。
森田 舞