おんぶの時間

おんぶの時間

2020.4.27

先日、久しぶりに娘をおんぶしながら料理をしました。

夕食の準備をし始めたタイミングで娘がお昼寝から起きて 泣いていた為でした。

娘は2歳9か月。

少し小さく生まれたとはいえ 、今やおんぶをしながらの作業は至難の業。
肩に重みが食い込みます。

う~つらい!!!

何とか包丁を持ち料理を再開すると 、
それまで泣いていた娘はピタッと泣き止み
私の肩の上に顔を出して

「これなーに?」
「これは?」
「これはどうするの?」

と興味津々。

なんて楽しそう!!

私は質問の1つ1つに答えながら 、
娘がまだ話せるようになる前の事を 思い出しました。

娘が2歳ちょうどの時に、
キッチン育児講座を 受講して家で実践し始めました。

その直前までは、キッチンの入り口にベビーゲートをして 入れない様にしていました。

散らかしてほしくないし 危ないし・・・

ゲートにつかまって あまりに泣くので、おんぶをして 料理をしていたんです。

娘は、身を乗り出して何とか 私の手元を見ようとし、
私も見えるように体勢を変えながら 料理をしたものでした。

その時に、

「これはニンジンだよ。」
「まな板でトントン切るよ〜」

などと話しかけながらやっていると 、
とてもご機嫌だったな〜

あの時は まだ話せなかったけれど 、
もし話せていたら、
今回の様に言っていたのかな〜 なんて思いました。

振り返ると まだ、料理は出来ない小さい子でも、ママのしている事を 見ているんだな〜 と感じます。

もうすぐ3歳になる娘は しばらくすると

「おりょーりするー!おりるー!」

と言って、料理に参加。

成長に感動したとともに 、赤ちゃんだった娘との 日々がとてもかけがえのないものだったんだな と胸が熱くなりました。