おんぶの時間
先日、久しぶりに娘をおんぶしながら料理をしました。
夕食の準備をし始めたタイミングで娘がお昼寝から起きて 泣いていた為でした。
娘は2歳9か月。
少し小さく生まれたとはいえ 、今やおんぶをしながらの作業は至難の業。
肩に重みが食い込みます。
う~つらい!!!
何とか包丁を持ち料理を再開すると 、
それまで泣いていた娘はピタッと泣き止み
私の肩の上に顔を出して
「これなーに?」
「これは?」
「これはどうするの?」
と興味津々。
なんて楽しそう!!
私は質問の1つ1つに答えながら 、
娘がまだ話せるようになる前の事を 思い出しました。
娘が2歳ちょうどの時に、
キッチン育児講座を 受講して家で実践し始めました。
その直前までは、キッチンの入り口にベビーゲートをして 入れない様にしていました。
散らかしてほしくないし 危ないし・・・
ゲートにつかまって あまりに泣くので、おんぶをして 料理をしていたんです。
娘は、身を乗り出して何とか 私の手元を見ようとし、
私も見えるように体勢を変えながら 料理をしたものでした。
その時に、
「これはニンジンだよ。」
「まな板でトントン切るよ〜」
などと話しかけながらやっていると 、
とてもご機嫌だったな〜
あの時は まだ話せなかったけれど 、
もし話せていたら、
今回の様に言っていたのかな〜 なんて思いました。
振り返ると まだ、料理は出来ない小さい子でも、ママのしている事を 見ているんだな〜 と感じます。
もうすぐ3歳になる娘は しばらくすると
「おりょーりするー!おりるー!」
と言って、料理に参加。
成長に感動したとともに 、赤ちゃんだった娘との 日々がとてもかけがえのないものだったんだな と胸が熱くなりました。