料理をしない夫まで変化!
2020年3月からはじまった、コロナウィルスの影響による休校・登園自粛要請が解除となり、すこしづつ日常生活が戻り始めました。
約3か月間の予想外の休校・登園自粛による子どもたちとの生活の変化。外出もできないので、子どもも大人もいつもとは違う時間を過ごす3か月だったと思います。
そんな3か月をキッチン育児協会インストラクターはどんな風に過ごしていたのか、聞いてみました。
目次
1.インストラクター紹介
2.休校中のすごしかた
・意識したこと
・実際にやったこと
3.気持ちの変化
・休校決定で
・過ごしていくうちに
・終わってみると
4.キッチン育児について思うこと
5.今後の長期休みではこうしたい
1.インストラクター紹介
小幡満寿美さん
7歳(小2)&4歳(年中)2児のママです
2.休校中のすごしかた
1日の時間割を作りました。時間割の中に「宿題」の時間は作りましたが、宿題をやるペースは本人に任せました。「お仕事」の時間も作り、日々本人ができそうな事を見つけてやっていました。
7歳息子には、おおぐっちゃんねる*のレシピを使ったりしてお昼ご飯を何度か作ってもらいました。他にもクッキーやパウンドケーキなどのスイーツ作りや配膳なども率先してやってくれました。
休校期間中にあった「母の日」には、息子と夫が協力して朝ごはんと夕飯を用意してくれました。洗い物までやってくれて、とても嬉しかったです。
3.気持ちの変化
私自身が子どもと室内で遊ぶというのが苦手だったので、休校・登園自粛が決まった時には、「子どもと何をすればいいんだろう?」と途方に暮れていました。
休みが始まった頃は辛かったです。毎日「今日は何をしよう?」と思って、頭の中がフル回転でした。ありあまる子ども達のパワーを、どうやって解消してあげればいいのか?という事ばかり考えていた気がします。
段々と日が経ち、休みにも慣れてくると、子どもも私も、家に居ることに慣れていきました。休校期間中、夫がかなり長いGW休みになったので、子どもとの時間を夫に任せたりもできました。
休校・登園自粛期間の終了が決まり、「やっと日常に戻れるのかな?」と嬉しい反面、また慌ただしい日々が始まるのかと思うとちょっと寂しい気もします。
でもやっぱり、毎日3食作らなくてもいいのかと思うと気が楽です。
4.キッチン育児について思うこと
「キッチン育児を学び、家で実践する」という今までの経験があったからこそ、この休校期間に昼食作りなどを子どもたちに任せられる事ができたのではないかと思っています。
そして息子が料理をするのを見て影響を受けたのか、普段は料理をしない夫が率先して料理を作ってくれる事が何度かありました。これは大きな進歩です‼️
子どもと一緒にキッチンで料理を作るのには、子どものやる気はもちろん必要ですが、何よりお母さんが「色々を手放せる」「気持ちが楽になって笑顔になれる」ということがイチバンなのかなと思います。
「お母さんがそうなれるコツ」をキッチン育児講座で獲得し、食を通して親子の絆を深めてもらいたいなと思います。
5.次の長期休みではこうしたい
料理をすることに興味をもち、一緒にキッチンへ入る機会が増えてきた上の子が、何かひとつでも「これは一人でも作れる」と自信を持って思えるものを、身に付けられるように声をかけていきたいと思います。
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これから生きていくのに、男の子も女の子も関係なく「食を大切」にしてほしい。そして「食を大切にすることで自分も大切にできる」ようになってほしい。
ゲームが大好きな小学生の男の子も、お母さんの気持ち・声のかけ方で料理に興味をもちます!
それにはお母さんが料理が得意であることは必要ないんです!料理好きママ・ぶきっちょママどちらにも知ってほしい話、小幡さんから聞いてみませんか?小学生男子のお母さんならではの話も聞けるかもしれません。
キッチン育児協会では、おしゃべり会や基礎講座・実践講座をオンラインで開催しています。日程調整できますので、インストラクターへ直接お問い合わせいただくか、キッチン育児協会事務局へご相談ください!
※おおぐっちゃんねる:キッチン育児協会代表理事大口の作成した「子ども向けゲーム風料理動画」