インストラクター紹介 ~内田 真澄~

インストラクター紹介 ~内田 真澄~

2019.12.19

内田 真澄 

松本市在住です。
食べることが大好き、自他ともに認める食いしん坊です。料理も好きですが、その原動力もここにあります。食材をどうしたらおいしく食べられるか工夫して、これまた食いん坊の家族と味わう毎日です。

料理をするのが自然

岩手県生まれで、実家には牛がいて、畑があってという環境で育ち、自然に食べ物はこうしてできているんだ、というのが感覚として、しみこんでいったのかなと思います。田舎でスーパーも遠かったせいもあると思いますが、母はご飯、おやつも手作りしてくれました。そんな中で育った私は、中学生の頃には、自分で味噌汁を作って朝ごはんを食べ、部活に行ったり、家族の誕生日にはケーキを焼いたりしていました。一人暮らしをするようになった時も自炊は苦ではなかったし、自宅に友達を招いて一緒にわいわいご飯を食べるのも楽しい時間でした。

料理が苦痛に

しかし、楽しいものであったはずの料理が、苦痛になった時期があります。
最初は、娘が離乳食をあまり食べてくれなかった時期。手をかけて作った離乳食を、食べない、ぐちゃぐちゃにして床に落とす。
次は、息子が生まれ、毎日がより慌ただしいものになり、ごはんまだ?の子どもの声に追い立てられながら、料理をしていた時期。

そして、子供たちが成長する中で、自然にお手伝いに興味を持つようになり、子どもと一緒にキッチンに入るようになりました。慌てて料理をしなくてもよくなったものの、今度は、汚す、時間がかかる、言う事を聞かない、兄弟喧嘩をする。ついついイライラして怒ってしまい、自己嫌悪。これではいけないという思いはありつつ、どうすればいいのか分からない。その繰り返しの日々でした。

キッチン育児との出会い

そんな時に、キッチン育児なるものがあると知り、これは是非、学びたいと思いました。そして、私と同じ悩みを持つお母さんは沢山いるはず、そんなお母さんに、悩める私だからこそ、お伝えできることもあるかもしれないと思い、インストラクターになりました。

自分の中の2大関心事、「食」×「育児」、まず、自分自身が、一番興味津々に取り組んでいます。私の子どもたちは、今、2歳半と5歳です。キッチン育児をちょっとだけ先に実践しているママとして、良かったこと、失敗の経験も含めて、お伝えしていければと思います。

講座を受けてくださった方から、「自分は料理が苦手だけれど、子どもには好きになってもらえるように導くコツが分かって良かった」、「料理ができる子どもになってもらうために、おうちでできるというのが嬉しい」、と言っていただけたりすると、こちらも嬉しくなります。

私自身は、明らかにイライラが減りました。たとえ子どもの行動が同じでも、受け止めるこちらの意識が変わると、イライラは減ると実感しています。相手を変えるのは難しいですが、自分の見方を変えることは、比較的簡単です。

悩めるお母さんの気持ちを少しでも軽く、楽な気持ちになってもらいたい。お母さんが楽な気持ちになれば、それは子どもにも伝わります。親子が気持ちよく毎日を過ごせる子どもの成長を喜び、今後の成長も楽しみにする。そんなふうになってもらえたら、と願いながら、活動をしています。

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